
学習を開始する準備はできましたか?
Pythonコードは、コード初心者でもわかりやすく、直ぐに理解することができます。例えば下のコードですが、この内容を習う過程でいつくかの数学的かつ創造的な要素を学習することになります。
- 図形を描くための「辺の数」と「回す角度」ルール
- タートルモジュール
- 入力と出力の方法
- 変数と関数
- ループ等
import turtle
print('亀が図形を描きます。')
side = input('何角形の図形を描きますか?(半角数字を入力してエンターを押して下さい。)')
side = int(side)
pixel = input('一辺の長さは何ピクセルにしますか?(半角数字を入力してエンターを押して下さい。)')
pixel = int(pixel)
tina = turtle.Turtle()
tina.shape('turtle')
s = 360 / side
def findShape():
for v in range(side):
tina.forward(pixel)
tina.left(s)
findShape()
このプログラムを実行すると図形が描けます。先ずは、実際に数字を入れて図形を描いてみて下さい。下のリンク先からどうぞ。
亀が図形を描きます。 (3、4、5。。。角形等)
あなたの亀は、図形を上手く描くことができましたか?
コードの学習内容は、数学の様に論理で考え、コードが爆速でわかる様に、展開の順序を考えます。
良い質問です!
高校生くらいの学習者になると、例えば、11行目の割り算について質問をするかもしれません。
s = 360 / side
この内容はさらにプログラムを学習したい生徒が習うことになりますが、
s = 360 / side
のsideを0にして、360を0で割ることができないのは何故ですか?と、数学的にどうして0で割ってはいけないのかを質問されるかもしれません。その内容については、こちらの内容を参考にされて下さい。そして、Pythonに限らず大抵のハイ-レベル言語(HLL)の場合、Exceptionsというオブジェクトを学習することで、この問題を改善することを可能にしてくれることを発見します。
コードを実際に体験した子供は、理論に従ってコードを書き直すことに興味が湧き、デバッグというプロセスをしながら解決策を自分で見つけ出す練習をします。時に、エラーに対し「プログラムが文句を言っています」と、ユーモア溢れる言葉で私を笑わせてくれますが、しかしそれは、本当にその通りですね。

このPythonコードは私のレッスンの一つの例ですが、この様なプロセスはPythonの面白さを発見する良いヒントが詰まっています。Exceptionsに到達するまでにたくさんの学習内容、プロジェクトをこなしていきますが、これができる様になると、今度はオブジェクト–指向プログラミング(OOP)を学習することができる様になると思います。